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風格あるゆたかな都市宣言(池田市)

自然な環境にめぐまれた池田市は、高度な行政水準を誇り、住みよい、風格あるまちとして発展してきた。このまちの格調を堅持し、さらにゆたかな市民生活を実現させるため、ここに市民とともに「風格あるゆたかな都市」を宣言する。

 

使いにくい都市宣言?

三大都市宣言として「平和安全都市」「教育・文化・健康都市」と並び、「風格あるゆたかな都市」を打ち出している池田市。最後の1つだけが、ボンヤリした異質な印象を受けますね。「このまちの格調を堅持し」という言い回しも、どういう街づくりを目標にしているのか、わかりづらい部分です。

 

市の政策推進課の話によると、1970年という高度経済成長期に「当時の大都市またその周辺都市に見られるような都市化現象による大気汚染や騒音、水質汚濁など、さまざまな公害は本市においても例外ではなかったことから、市民生活や豊かな自然環境を守る」目的で行われた宣言とのことです。

 

この「風格あるゆたかな都市宣言」、どうやら実質的には環境都市宣言に近い内容のようですが、宣言文に目を通してもその意図まで感じ取れないのは、私の読解力の乏しさゆえなのか。市に問い合わせて初めて知りうる真実かもしれません。

 

現在は、この都市宣言というより、「池田市総合計画」に基づいて具体的な政策を進めているそう。先人から受け継いだ大切な宣言ではあるものの、やはり使いにくかったのでしょうか。

 

都市農業の推進及び農空間の保全と活用に関する条例(大阪府)

豊かな人生とは何か。その価値観が多様化し、「土に触れる生活」を求める都会人が増えたことから、府内で使われなくなった農地を再び活かし、都市部の農業を奨める条例です。

 

国の支援から外れた、規模の小さな農業も、「大阪認定農業者」「大阪地産地消農業者」として独自にサポートするほか、初心者には栽培技術や経営管理などを重点的に指導する態勢もあるようです。

 

住民投票条例(岸和田市)

その自治体で生活する人々が、ある政策に対して一票を投じて意思表示をする住民投票システム。問題となる政策が持ち上がるたびに定める「個別型」と、住民投票の対象事項や発議の方法など、システムをあらかじめ用意しておく「常設型」とがあります。

 

常設型の住民投票では、永住している外国人住民にも投票権を与える場合が多いのですが、岸和田の常設型住民投票システムは、さらに踏み込み、全国で初めて、3年を超えて適法に日本に住んでいる「定住外国人」にまで広く一票を与えており、話題になっています。

 

空地のキリン草等の除去に関する条例(松原市)

たとえ私有地でも、雑草が生えたら生え放題にしておくのを、松原市は許しません。市が指導・勧告したにもかかわらず、なおも雑草を放ったらかしにした場合は、空き地の所有者に最高2万円の罰金が科されます。

 

「キリン草」とはカワイイ名前ですが、セイタカアワダチソウやブタクサなど、背の高い外来植物を意味します。さらに、そのほかの雑草や低木まで含めて、除去の対象になっているのです。特にブタクサは、花粉症の原因でもありますから、周辺住民の健康にとってもよくありません。

 

子どもを虐待から守る条例(東大阪市)

市町村レベルで、いちはやく幼児虐待への対策を講じた東大阪市。条例では、虐待の予防や早期発見のため、子ども虐待防止ネットワークを強化し、幼児への虐待に気づいたすべての者に通報義務を課しています。さらに、虐待してしまった保護者に再発防止の指導も実施します。